自分だけにしかできない体験、自分にしか感じられないこと、絶対にたくさんあると思うんです。それを書き残すことがとっても必要だと思うし、一番簡単な表現方法じゃないかなーとも思う。自分の当たり前と、他の人の当たり前は絶対に違う。生まれてきて、育ってきた過程が違うなら、考え方、思い、もちろん違うはず。

だからもっと、自分をコンテンツ化して発信したらいいのにと思います。
もっと、記憶に留めるんじゃなくて書き残したらいいのに、って思います。
記憶はいつかは薄れていって曖昧になっていきます。
だから、そのときの熱量をリアルタイムで書くことってすごい自分のためにもなるし、振り返ることもできる優れたモノだと思うんです。
どこに書くかはどこだっていいです。
紙に書いたって、ブログに書いたって、自分の日記帳に書いたって。書く媒体は正直どうだってよくって。
見せたって、見せなくたってどっちでもいいと思います。その人次第。
書いて残すことが重要だと思うから。


“この記事だけではないですが、この1年でブログの書き方として学んだのは、
「自分が当たり前だと思っていることを丁寧に書く」
ことがものすごく大事だってことです。
当たり前のように日々考えてることを少し引っ張り出してもう少し丁寧に言葉に落としていくこと。 これをブログという言論空間でやっている大学生は、意外に少ない気がしてます。
みんなおもしろいこと考えてるんだから、話せるんだから、もっと書いたらいいのに!と思います。”


この引用同様に自分もそう思います。
言わなきゃわからない、書かなきゃわからない。
面白くても、泣きそうでも、どうしたって伝えなきゃわからないです。
思っていてもわかってくれるだろう、なんてそんな考え、甘えだって実感しました。


自分の思っていることをできるだけ反芻しながら、
自分に言い聞かせるように、
誰かに伝わるように、
そう思いながらいつも書いています。
よくあるような綺麗事な文章なんかつまんない。
底面すれすれの自分らしい文章でいろいろ書くのがすきです。
カタカタ打つのがとても楽しいんです。
具体的に、かつリアルに。


自分から見たら普通に思えることだって、他のひとから見たらふつうじゃないことって結構ある。つい最近、カンボジアで詐欺事件に巻き込まれました。前まではどこかそういう事件とは無縁の人生を送ってきて、どこか第三者目線だったのは否めないです。そんな生活からカンボジアに行って、そういう経験をした今、
「誰にでも詐欺事件に巻き込まれる可能性はある。」
っていうのを身を持って体験しました。
だから、そのとき思ったこと、感じたこと、そのあと心配してくれたみんな、そういうもの諸々含めて残しておきたい、って思ってリアルタイムで現地で更新したりしました。

自分にとってかなりの反響があって、そういうのが嬉しくて書くモチベーションになってるのも確か。うれしいし。

こうやって、前からいろんなことをつらつら書いてきて、自分の書いているものを誰か知らない人に見てもらって、っていうそういうのってすごい嬉しいなーってつくづく思う。書くことがすごいすき。「書き残すこと」にすごい興味がある。




Twitterでも自分のやったこと、考えていること、している”なう”なこと、いっぱいタイムラインに流れてきます。
あれは140字から自己発信でき、”流れる書き残せるツール”として日本人に瞬く間に大人気になりました。

でも、ときどき残念に思うのが、誰かわからないような不特定な人に対しての抽象的な愚痴のつぶやき。それをインターネットという公共の場でわざわざ言ってどうするの?ってすごく思います。
上のことをTwitterに書こうとしたんですけど、別にTwitterに書く内容でもないし、それをTwitterでいう必要もないと思ったのでここに書きます。

抽象的にごまかして、それなのに自分を擁護してほしさ満点のつぶやき。
それで満足なの?自分の承認欲求はそれで満たされるの?
それがわからない。


もちろん、自分が発信したいから、書きたいからそういうことを書くんだろうと思うから別にどうでもいいんだけど、正直そういう人はめんどくさい。
ある程度はその人をフォローしてタイムラインに流れるそういうつぶやきを見る人のことを考えたことはあるのか気になる。

そんなのは自分の中で留めるか、誰かに直接相談しろよ、って思う。知らないところで誰かのことを悪く言う。
それって、まるで陰口だ。

嫌なことがあるんだったら、それをもっとリアルに、かつ具体的に書けばいいのに。
抽象的に書いて誰かわからないようなことを書いて誰も傷つかないような、そんなのなら誰かに見せるな。
別に見せろって言われたわけじゃあるまいし。自分のノートに書きなぐったっていいと思う。




そういうはぐらかすような抽象的な思いはすぐに消えちゃう。
だから、どんなことだって、できるだけリアルに、かつ具体的に書いたらいいと思うんです。見せたければ見せたらいいけど、見せるのは必須なんかじゃない。


自分はどんな人生を送っているのか、当時はどんなことを考えて生きていたのか。
そういうことを振り返って自分史を作るためにいろんなことを書くのってすごいいいと思うんです。


だから、これからも書き続けるし、終わりはないです。



Leave a Reply

umaretatee. Powered by Blogger.